命の地平線【上田賢次自叙伝】

「命の地平線」の紹介


「命の地平線」≪毎日新聞社≫2000年1月25日発行になりました。

私、上田賢次の書いた本「命の地平線」(自叙伝)が
毎日新聞社より2000年1月25日全国出版されました。

私は生まれながら進行性脊髄性筋萎縮症という病気の中で音楽活動をしてきました。 
自分は満足に動くのは左手だけですが、やる気さえあれば大抵のことは出来るものです。

夢とは何か、生きるとはどういうことかを、自己の体験をもって書きつづった一冊です。
一人でも多くの方に、(障害の有無に関わらず)夢を追いかけて生きることの大切さを、
夢とは何かを私の言葉で伝えたくてこの本を書きました。

ぜひ、読んでいただきたいと思います。
どうぞ、宜しくお願いいたします。


■ 「命の地平線」の内容 ■ 

 第一章 少年の日の夢
生まれながらに進行性脊髄性筋萎縮という厄介な病気を発病。
国立病院入退院を繰り返すが風邪で危篤の日々もあり
「病院で死なすくらいなら家で死なせてやろう」という父の決意で退院。
以後少しずつ体力も付き、両親離婚の13の春、初めて作曲をする。
私と姉と父との生活が始まり、株やギャンブル、闘鶏を楽しむ一方で、
作曲や物書きに没頭する。強い生き方を身をもって教えてくれた父。
その父の事故死後、姉弟は大分の国立病院に入院する。

 第二章 旅の始まり
病院になれるにつれ、へんてこな規則と格闘。
外出時の事故時の責任問題で誰が取るのか。
自分の責任だというのが当たり前だが、それが日本では認められない。
そんな中でライブを決行、成功させて病院を出るまでの経緯。

 第三章 K・WEDAの五輪の書
著者・上田賢次のポリシー、思想、心がけていることを纏めてみました。

 第四章 思うがままに生きれ
全てが自由、自己責任を認めてくれる宮崎の「まほろば福祉会」で
更に活動の幅を広げ新たな仲間と共に、プロを目指して頑張る。

 第五章 K・WEDA赤穂の旅
まともに動くのは左手の親指と人差し指。こんな私が旅をした。
宮崎から一人で福岡まで。そこで友達と合流して兵庫の赤穂まで。
目的はトラック野郎に自分の歌を聴かせるため。
旅の中で出会った優しさがいつまでも心に残る。

 第六章 INFINIA 無限の夢がある限り
これからの自分の進むべき道、作詞作曲・ライブ等の音楽活動と物書きを続けながら、
限りない夢に命を燃やして生きる。 

「命の地平線」は
全国の書店でお求めいただけます。 
現在は在庫注文のみとなっています。
1600円+税